ウイーン(オーストリア)
             かつてヨーロッパの数か国を支配したハプスブルク家のオーストリア帝国の首都であった。マリア・テレジア女帝時代
            に栄えた市街は、フランツ・ヨーゼフ1世の治下で整備された。リングと呼ばれる環状道路は、ウィーンの近代化を実現
            するために、19世紀の後半にかつて旧市街を囲んでいた堀を埋め立てて造られたものである。シュテファン大聖堂や
            旧市街をふくむ歴史地区は、「ウィーン歴史地区」の名称で2001年にユネスコの世界遺産に登録された。
            ここには旧王宮であるホーフブルク宮殿(現在は大統領官邸や博物館、国立図書館などとして使用)・ウィーン国立歌劇
            場(オペラ座)・ブルク劇場・自然史博物館・美術史博物館、南駅に近いベルヴェデーレ宮殿などが含まれる。
           
 「ウィーン歴史地区」 世界遺産
                                                                          (7日目 9月15日)
  
                                          シュテファン大聖堂
                     旧市街のほぼ中央に位置するウイーンのシンボル的な存在。1147年にロマネスク様式
                     の小さな教会として建てられたが、14世紀にルドルフ4世の命でゴシック様式の大教会に
                     改築した。モザイク模様の瓦屋根にはハプスブルグ家の紋章が描かれている。
                     旧ハプスブルク家の歴代君主の墓所である。
                      107メートルの高さを持ち、教会の塔としてはウルム大聖堂(161メートル)、ケルン大聖堂
                     (157メートル)についで世界で3番目の高さがある。
大聖堂内部    主祭壇 
                          
     
                   パイプオルガン
                     
     
 
                  ホーフブルク宮殿
   13世紀後半から20世紀初頭までの約640年間、ハプスブルグ家
   の歴代の皇帝が居城とした旧王宮
                       同  左
        19〜20世紀に建てられたバロック様式の新王宮 

     
     
オーストリア連邦大統領公邸の中庭
                    街なかの一風景
       
                                ウイーン国立オペラ座
        ウィーンはドイツから北イタリアを支配していたハプスブルク君主国の首都であったため、ドイツ・オペラのみならずイタリア・オペラ
       にとっても中心的存在であった。その帝都の威信をかけて発足した歌劇場であり、精力的な上演活動によってたちまち世界のオペラ
       をリードする位置にのぼり、現在に至っている。
        年間約300日にわたりオペラまたはバレエが上演される。収容人員は1709席と立見席567席。ゴージャスな雰囲気とウイーン・フィ
       ルハーモニーが醸し出す素晴らしい音色。モーツアルト、ベートーベン、ワーグナーなどの大音楽家たちがここを舞台としてか活躍し
       てきた。
 
 
                                   オペラの演目 『ローエングリン
          『ローエングリン』(Lohengrin)は、リヒャルト・ワーグナーのオペラ。台本も作曲者によるもので、10世紀前半のアント
         ウェルペン (ベルギー第2の都市) を舞台としている。 
         第1幕、第2幕、第3幕の合計3時間30分の長時間で、予めあらすじを添乗員さんから資料配布があったので、少しは
         理解出来た。セリフを歌にして腹から声を出すので出演者は大変だと思った。また、オペラを見るのは素晴らしいもの
         だと実感した。
         
 
   
            正面舞台    左脇席    左後方席
         
         
 1階正面席    楽団    このような状況で見ていました
         
オペラ座入場券