ザルツブルグ(オーストリア)
「塩の城」を意味するザルツブルブは紀元前から岩塩の採掘と交易で栄えてきた。9世紀に大司教座が置かれ、以来、塩 による富を独占した大司教を領主とし、カトリック文化の中心都市として繁栄した。19世紀初頭オーストリアに併合されるま で政治的、文化的に独立を保ってきた。 歴代大司教はザルツブルブを「北のローマ」とするべく莫大な富と権力をバロック様式の聖堂や宮殿の建設に注ぎ込み、 バロックのあふれる町とした。1996年、「ザルツブルグ歴史地区」として世界遺産に登録された。 ザルツブルグはモーツアルトが生まれた音楽の都としても知られる。 「ザルツブルグ歴史地区」 世界遺産 (6日目 9月14日)
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