プラハ (チェコ)

      プラハはチェコ共和国の首都である。チェコを含む旧東欧、現在は中欧と呼ばれる地域の国々の建国は概ね10世紀に成立した。
     第一次世界大戦後、チェコはスロヴァキアと共同国家を設立し、第二次世界大戦後は社会主義共和国となったが、ベルリンの壁崩
     壊後、1993年にスロヴァキアと分かれてチェコ共和国となり、2004年にEUに加盟した。
     プラハは、第二次世界大戦中あまり戦火の影響を受けなかったので、戦前の整備された街並みが比較的往時のまま残っている。
     「プラハ歴史地区」 は 世界遺産
                                                                               (4日目 9月12日)

     
 
 
 
          プラハ城は9世紀頃に創建され、14世紀のカレル四世の時代にほぼ現在の形が整えられた。16世紀末にハプスブルグ家の
         ルドルフ二世がプラハに宮廷を置き、全盛期を迎える。 現在はチェコの大統領府になっている。
         衛兵の交代式で人気を集める巨人の門をはじめ、城内には教会、宮殿、旧王宮などがある。 
  
                    絵葉書                                      カレル橋からプラハ城を望む
   
   
旧王宮
              同左

ニコリともしない衛兵
(職務を忠実に守っています)
         

   
ブラハ城の中庭      ブラハ城内    ブラハ城からの景色 
         

聖ヴィート大聖堂(絵葉書)
完成までには約600年が費やされた
  同左(南面)
  同左(東面)
      926年に聖ヴァーツラフが教会を建てたのが始まりで、11世紀にロマネスク様式の教会に建て替えられた。現在のゴシック様式の姿に
     なったのは14世紀カレル四世による。
      プラハ城の内側に位置し、多くのボヘミア王の墓を有する。この大聖堂はゴシック建築の代表例であり、チェコで最も大きくて重要な教会で
      ある。正面に82メートルの二本の塔、中ほどに99メートルの鐘楼が立っている。
      大聖堂の内部は、天井の高さ34メートル、幅60メートル、奥行き124メートルの大空間である。
         
 









   









        大聖堂の正面とバラ窓      内部から見たバラ窓
   大聖堂内部
         

   聖書の創世記のシーンを表しているステ
   ンドグラス


 


 
聖ヤン・ネポムツキーの墓
  12トンの銀が使われている。

         
   
           聖イジー教会 
      天井にはロマネスクの鮮やかな彩色の
   フレスコ画が描かれている
       人骨が収められている(画面下)
      920年二ヴァラジスラフー世が木造の質素な教会を建てたのが始まり。973年にはボヘミアでは初めての女子修道院を隣に建設した。
     ファサード(尖塔)はバロックに変えられているが、プラハで最も保存の良いロマネスク建築である。 
 
    
     入場券    
         
   
        旧市庁舎の仕掛け時計
   上部の窓から12使徒の像が次々と現れ
   てくる。



 






     現在作動中の天文時計では世界最古
    のものである

 時計の横側に配置された4つの彫像は一定
 の時間になると動き出し、死神(骸骨の姿を
 している)が鐘を鳴らす。死神が鳴らす鐘に
 合わせて時計の上部の窓から12使徒の像が
 現れる。
 旧市庁舎        
         
         
     クラシックカーがズラリ

   
       


 カレル橋  

   十字架像
ゴルゴダの丘で磔にされたキリスト像

         
   
 聖ヤン・ネボムツキー像



      聖ヤン・ネポムツキー像の基部にある
   ネポムツキーのレリーフに触れると幸運
   が訪れるといわれ多くの人に触られたた
   めつるつるになっている

   カレル橋からプラハ城を望む



         
   
       カレル橋から下流側を望む


         昼間のカレル橋は観光客で賑わう。また、大道芸、見世物、ジャズ演奏なども
      行なわれる。夜になるとプラハ城やカレル橋がライトアップされ、夜の散歩を楽し
      む人々の通りになる。