ドブロヴニク(クロアチア)

       クロアチアの最南端に位置するドブロヴニクはアドリア海沿岸諸都市のなかでも特異な歴史と美しいたたずまいをもつ街で、
      「アドリア海の真珠」とたたえられている。7世紀初めに築かれて以来、街は海上交易の重要拠点として発展した。
      ヴェネツィア、ハンガリー、オスマン帝国と宗主国を幾度も変えながら、自治を守ってきた。19世紀初めにはフランス軍に征服
      され共和制に終止符が打たれた。
      8世紀頃に建設が始まった城壁は、市域の拡大とともに16世紀まで拡張を続けた。厚さ約6m、高さ約25mの堅固な城壁が
      取り囲む旧市街には、後期ゴシック、ルネサンスの両様式を取り入れた歴史的建造物が多く残る。
      1979年と1994年に世界遺産に登録された。
      20世紀末の内戦で多くの文化財や建物が破壊されたが、市民の手で中世の街並みが忠実に復元された。
      

                                    城壁の上から旧市街地を撮影
           旧市街のオレンジ色の瓦屋根の家がぎっしり並んだ景観は素晴らしい。
        町の周囲を取り囲んでいる城壁の上は遊歩道になっており、ここから眺める旧市街の家並みやアドリア海
        に浮かぶロクルム島、海上を行き交う船などが一望できて絶景である。城壁の周囲は約2Km程度であり、
        ゆっくり歩いても1時間もかからない。

           セルビアとの紛争で約2000発の砲弾を打ち込まれたという。新しい屋根つくりの家が被害を受けた家であり、被害を受け
         なかった家は屋根にコケが生えていたり、経年劣化で色が少しあせていたのですぐに判断できる。また、石積みの壁のみを残
         した無残な姿になって放置された家もあった。
      
  美しい旧市街地の一部をビデオで見てください
     
ドブロヴニク旧市街地ビデオ 
         
   
     城壁で囲まれた地域が旧市街地
          
世界遺産 
    旧市街地と紺碧のアドリア海

    旧港

         
   
     城壁から旧市街地を望む
 屋根が新しいのは内戦で被害を受けた家屋


  同 左


                同 左
    内戦で破壊された家屋が無残な姿と
   なっている
         
   
        ロヴリイェナツ要塞
  海抜37mの岩山上に立ち、海と陸の
  双方から街を守る役目を果たした

  城壁から見る旧港
ドミニコ会修道院の鐘楼が見える(左中央)


 
         海上から見た市街地
   正面の山がスルジ山で頂上までは
   ロープウエイで行かれる

 
         
   
     旧港から出航して城壁を海上から
    見ながらロクルム島を一周する遊覧
    船に乗った    
  停泊中の豪華客船


 
         
   
            大聖堂
  1667年の震災後に再建されたバロック
  様式の建物。
            正面が大聖堂 
        左側の建物が旧総督邸
        右側の建物が聖ヴラホ教会
            聖ヴラホ教会
    街の守護聖人ヴラホを祭る教会

         
       
          プラツァ通り
  その昔、プラツァ通りは海峡になっており
 南側の小島にラテン系、北側の本土にスラ
 ヴ系の住民が住んでいた。両者の関係が良
 好になると海峡を埋め立てられた。
 プラツァ通りは異なる民族の生活地区の
 境界線だった。

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              同 左 






         
     
  美人警察官とツーショット