トロギール(クロアチア)
トロギールはギリシャの植民都市として紀元前385年頃にスプリト海峡の半島部に建設された。中世,外敵の侵入を防ぐ
ため水路を設けて本土と離れた島となり、城壁をめぐらせて要塞都市となった。
城壁に囲まれた小島に石畳の路地が複雑に入り組み、教会や塔、宮殿など風格のある建物がひしめきあう。1997年に
「古都トロギール」として世界遺産に登録された。
聖ロブロ大聖堂
世界遺産
初期キリスト教の教会があった場所に
13〜15世紀にかけて建てられたもの。
鐘 楼
高さ47m、3層の鐘楼が建てられた
のは14世紀初頭。ヴェネツィアの攻撃
でダメージを受けた後に少しずつ修復
されたため各階の建築様式が異なって
いる
城壁の一部
かつては市街全部が城壁に囲まれて
いたが現在はその一部が残るのみで
ある。
守護聖人像
北門は旧市街地の正面入口、この門の
上に街の守護聖人イヴァン・ウルスイニ
像が立っている。
トロギールの港
聖ロブロ大聖堂の鐘楼が見える
セバスチャン教会の時計塔
聖ロブロ大聖堂の向かいにある。