サルツブルグ(オーストリア)

     「塩の城」を意味するザルツブルブは紀元前から岩塩の採掘と交易で栄えてきた。9世紀に大司教座が置かれ、以来、塩による富
    を独占した大司教を領主とし、カトリック文化の中心都市として繁栄した。19世紀初頭オーストリアに併合されるまで政治的、文化的
    に独立を保ってきた。
    歴代大司教はザルツブルブを「北のローマ」とするべく莫大な富と権力をバロック様式の聖堂や宮殿の建設に注ぎ込み、バロックの
    あふれる町とした。1996年、「ザルツブルグ歴史地区」として世界遺産に登録された。

   
       旧市街地(絵葉書)
 ザルツァッハ川の南側(手前側)が旧市街地
         
世界遺産
         ホーエンザルツブルブ城
   1077年に築き始めた城塞、現在の
   姿になったのは17世紀半ば。
    同左
歴代大司教の堅固な城塞

       
   
         ザルツブルグ大聖堂
  774年に創建。12世紀に後期ロマネスク
  様式で改築後、17世紀にバロック様式で
  建て直された。
        ザルツブルグ大聖堂内部
   モーツアルトはここで洗礼を受け、オル
   ガン奏者も務めた。 

             レジデンツ広場
          噴水のある広場
         後の建物は大聖堂

         
   
       モーツアルト広場
    モーツアルトの生家(黄色の建物)
  モーツアルトはこの建物の4階で誕生し、
  17年間ここに住んでいた。    
  モーツアルトの像 



           ザルツァッハ川
    左側が旧市街地、この橋を渡ると
    新市街地

         
   
        カラヤンの生家(新市街地)
  クラシック音楽の帝王として君臨し続けた
  カラヤンの生家 (庭にカラヤンの立像が
  見える)
       タクトを振るカラヤン立像